山田町から 2012年08月24日 12時17分
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8月16日、あたりが薄闇につつまれるころ、山田町浜川目地区では今年も盆踊りが行われました。

やぐらを飾るのは、漁師町の山田らしく大漁旗です。

この大漁旗、実はあの日、津波にさらわれているんです。

がれきの中から偶然、この旗の入った箱が見つかり、こうして人が集う場所に帰ってきたんです。

大漁旗に囲まれた広場には、続々と人が集まってきます。

         

中にはこんな小さな踊り手さんも。

音頭に合わせて、それは見事な踊りっぷりでした。

         

太鼓を叩くのは、この地区の仮設の区長さん。

この太鼓は、たまたま高台に保管していたために被災を免れた大沢虎舞の太鼓です。

あいにくの天気で、集会所の屋根の下で太鼓を叩くことになりましたが、それでも集まった人の笑い声に

区長さんの顔も穏やかでした。

きっと来年も、同じように「手をつないで、笑顔で、輪になって」 この地区の人たちは

この大漁旗のやぐらの周りに集うことでしょう。

 

(現地班 外舘)


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