山田町から 2012年05月25日 13時41分
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先日、山田町内でお仕事を再開された方とお話することが出来ました。

「田老建具店」のご主人 田老さんです。

田老建具店さん。仮設店舗の前にて。

”建具店”とは家の中の木製の戸や襖などを作るお仕事で、私が伺ったときは障子の補修作業をされていました。

震災時、作業場にいた田老さんは自宅と作業場が津波により被災。
水が引き、避難した高台から火災により自分の家と作業場が燃えていくのをずっと見ていたそうです。(山田町は火災の被害も大きかった)

 

お仕事を再開したのは今年の4月から。元の場所に仮設店舗で作業場は確保したものの、建具の制作に必要な道具・電動工具は自分で買いそろえなければなりません。 内装も同様です。

道具・電動工具が元通りに揃って初めて、震災前と同じ仕事が出来ます。 それまでは今の状況で仕事を進めなければなりません。 仕事をしたいが進まないという現状がここにもあります。

 

「まだまだこれから」と笑顔で話す田老さんに力強さを感じながら店舗を後にしました。 

この状況は田老さんだけではなく、再開した店舗全てに言えることではないでしょうか。

復旧にはまだ時間がかかりそうです。

 

(山田町スタッフ 佐藤)


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